LightMPD用のyoさんのカーネルが公開されています。まだの方は急いで「みみず工房掲示板」へ直行です。もちろんLightMPD本体も必要ですから「デジファイのおと」さんへ行ってBBB/G用の最新版をGETしてください。
使い方は非常に簡単で、「みみず工房掲示板」からダウンロードしたzImage-lightmpd-botic8とam335x-boneblack-botic.dtb-lightmpd-botic8をzimageとam335x-boneblack.dtbにリネームしてLightMPDの同名ファイルと入れ替えるだけです。uEnv.txtにいつものboticのオプション設定を書き加えてください。どこでも構わないと思いますが、流れ的には10行目あたりですか。もちろん、IPアドレスやらnasなどの設定を行いSDカードをBBB/Gに差し込み起動します。
このままでも充分に良いと思いますが、更にひと手間かけて現時点での能力を最大限に発揮させます。inthedarkさんから「USBの優先レベルが最大限になっています。」とのご指摘がありましたのでこれを下げます。
telnetでログインします。(方法の分からない方はネット検索してください。)
プロセスIDとプロセス名を調べます。
# ps -eo pid,comm
上から番号とプロセス名が表示されますが、USB関係のプロセスは以下のように表示されると思います。もし違った番号のところにあったらその番号に読み替えてください。
91 irq/186-musb-hd
92 irq/187-musb-hd
優先レベルを下げます。(上記と太字の番号が違う場合は、下の太字番号)
chrt -p -o 0 91 (SCHED_OTHER 50→SCHED_OTHER 0)
chrt -p -o 0 92 (SCHED_OTHER 99→SCHED_OTHER 0
上記右のような意味の表示があれば設定は完了です。LightMPDのUSBはSPDIF出力のために優先レベルを最大に上げていますが、Boticの場合には全く使わないのでレベルを最低にしました。少し幸せになれるかもしれません。
でも本当に楽しい話は、yoさんが
僕もlightmpdは他のディストリビューションのように中味を自由にいじることが出来ないので、面白くないと思っていましたが、今回、認識を改めました。コンパクトにまとまっている分、仕組みが分かればいじりやすそうですね。ただ、あのスクリプト言語はパスだなぁ(^^;;;。
と最後にちょっと??な部分はありますが、やる気でいるような気配を……
予感しています。
kickさん こんばんは
私もyoさんのBoticized lightMPDカーネルを試してみました。
私的には電源ブチッできるのがいいですね。
DSD256を再生すると暴走するので電源ブチッです。(^^;)
システムが全てオンメモリーで動作しているってことは優先レベル変更は毎回行う必要があるってことですよね。
kensさん こんばんは
>システムが全てオンメモリーで動作しているってことは優先レベル変更は毎回行う必要があるってことですよね。
ということです。「みみず工房掲示板」を覗いていただければお分かりになると思いますが、起動時実行するに外部スプリクトファイルをyoさんにお願いしています。
保証はできないけれど出来そうだとのご返事を頂いております。そんなことを前提に「進化の予感」ということです。
ついでですが、タイマーの件です。
どこかに書きましが、systemd-timesyncd.serviceは時間合わせのコマンドなのでmaskではなくrc.localでstopです。多分これで時計合わせを1回やって姿を消してくれるはずです。
digififanさんが再度アップしてくださった mpd-0.19.21rt-native-dsd でBoticized lightMPDでもDSD256のネイティブ再生ができるようになりました。
H-Arch-BoticとBoticized lightMPDの両方とも素晴らしい音を響かせてくれています。
ここ1ヵ月あまり、毎日ワクワクしながら過ごせています。
大変ありがたく思っております。
kicktickさん、yoさん、inthedarkさん。そしてdigifiさん。そして皆様のおかげを以ちまして、めでたくBoticized lightMPDでの音出しができました。ありがとうございます。しばらく引きずり込まれてしまいました。Mahler、Ravelほかの曲で、数十年ぶりに掘された音に愕然としています。
しばらく浸った後に、以前Yungさんが提唱された「オンボードメモリ再生」を試みました。@inthedarkさんVer。
これもまた、在って良い選択と思い、感想報告まで。
ja7jtz さんこんばは
実は一番衝撃だったのはinthedarkさんのやつでした。ja7jtzさんがyseki118さんのところに書かれてあったのとは印象が逆で、粗削りでノイズも多いけれど非常にスケールが大きくて音数が多く天井が無いような感じに聴こえました。素性の良さというのかそういったものを感じました。
yoさんのになって、これは(評価が)分かれるだろうなという印象です。私のところでもしばらくの間尖ったように聴こえたのですが、なんとなくハードの方が追いつイていないんじゃないかと思うようになってきました。尖って聴こえるといううのはピークが潰れた時にそう聴こえる場合が多いのですが、今回は少しオーバーシュート気味の部分もある気がしますがそれ以上に、BBB/Gからの出力以降で消化しきれていないほうが強いんじゃないかと思いました。まる一日近く鳴らしこんで少し対応ができるようになってきたようで良い所がだんだん出てきています。Archが内側の方へ充実していくような印象とは逆に外側へ大きくどんどん溢れ出てくる感じがします。DAC以降の性能が貧弱だと消化不良をおこして性能を発揮できない、性能を試される、そういうソフトに進化していきそうな予感がしています。
lightmpdのBotic化は夢のようでしたが,あっという間に出来上がって感動しています。しかし,第1号のinthedarkさんのはダウンロードできなくなってしまったようです。
ただ,degifiさんは,いつだったか掲示板に,mpd内蔵のフィルターの特性を変えている,と言ったことを書かれていました。他にも独自の改良を施されていて,そういったものが音に現れているのではないかと思います。そういったものもdigifiさんが公開されていれば良いのですが,どうなのでしょうか。
これまでlightmpdの評価では音が鋭すぎるとか尖っているとかの評価がありますが,私はあまりそうは感じていません。非常に素直な音と思っています。そう信じてその後の音を調整してきました。
Boticはi2sを生かす唯一のものとして使ってきましたが,ある意味ではUSB接続でもlightmpdの方が良いと感じる部分がありました。今回のlightmpd-BoticでもUSBのオリジナルの方が良いと感じてもいます。
(良い部分と良くない部分があって,天秤にかけるとという意味です)
その点で,Arch-Boticはすべて良いです。今後どのように進化してゆくか,というと想像もできません。
しばらくハード作りも休んでいたのですが,俄然Arch-Boticに合わせて作る意欲がわいてきました。